整える
体調が悪くなる前は、いつも食べないくらいの量の食事を
平らげるのが常だった
そのうち、自分でも
明日、熱が出ると予測できるようになった
明日から十分な栄養が取れなくなる、と
体が察知して、自然にそうしていた
けれど、いつの頃からか、熱が出ることも少なくなって
同時に、自分の体調予測ができなくなった
身体の声を聴く
それができなくなったのは、なぜなのか
自分で自分のことがわからなくなり
たくさんの刺激や情報に覆い隠されて
自分の身体を、感じたり、察することができなくなったように思う
小さかった頃は
全身がセンサーのように研ぎ澄まされ
自分の身体を取り巻くことも
自分の中から起こってくる変化にも
もっと敏感だった
今は、自分の周りを何重にも包まれ、隠され
自分で変化を感じることさえ難しい
生き物としてのセンスや力が
失われてしまったように感じる
生きていくのに必要なことは
自分自身の心身を守り、安全な環境を確保すること
そのためには、自分を守る力が必要になる
自分の変化を自分で察知し
その対策を早めに講じることが出来ないと
不健康になり、ひどい場合には人生を棒に振る
野生の勘を取り戻すことはできないけれど
自分の変化を確認していくことは、これからでも十分できるはず
身体を整える
体が喜ぶことをする
体が嫌がることはしない
当たり前だけれど、出来ていないことばかり
こうして自分を大切にすれば
自分を守る術を身に付けられるのだろうか
失ったかもしれない野生の力を
取り戻すことができるのだろうか
身体を整える
心を整える
続けることは難しいけれど
出来ることから
はじめよう
