丁寧に
仕事を続けていくために
スーパーバイザーから指導を受けている
物わかりが悪く、生意気に尖っていた頃は
「自分で勉強すればわかる事を、何で人に教えてもらうの?」
などと、根拠のない自信だけに支えられていた
学ばず、楽をすることだけを考え
相手の事など、しっかり考えたこともなかった
たくさんの利用者さんやご家族と出会い
いろんな生き方や逝きかたに触れ
自分では到底、処理できないことが起こりはじめて
ようやく気づく
このままだと、ちょっとヤバいかも
自分の非力さを知り
力の無さを思い知る度、不安で動けなくなる
そして、気づいた
「いつか、人を殺してしまうかもしれない」と
無知で技術も信念もない人間は
人を殺す
刃物でも病気でもなく
不用意に投げられた言葉で
愛のない言葉で
人は、簡単に相手を傷つける
こんな大切な事を
身をもって教えられるまで知らなかった
こんな人間に
人を支援する資格はないかも
いや逆に
こんな人間だからこそ
学びを深めて、学びを続けて
本当の支援をしていかないといけないのかも
「上手にしようと思わなくていい。丁寧にやろう。」
と、先生はいつも、私に伝えてくる
速いは浅く、ほころびやすい
上手にしようとすればするほど歪みが出る
だから今は、当たり前のことを
丁寧にする
行うこと、続けていくことでしか
漠然とした不安からは逃れられない
大切なことは何度でも繰り返す
そして、教わる
上手にしなくていいから、丁寧にしよう
