たよれる同僚
請求時期の月初なのに
朝からサーバーがダウンして、全く仕事ができなくなった
2日ぶりに溜まった仕事を片付けようにも何もできず
仕方がないので、現場に出て
忙しいスタッフの代わりをしながら、七夕飾りを作ることにした
おしゃべりしながら短冊を書き
いつも寡黙な運転手さんにも渡すと
「笹はあるんですか?」と聞かれる
「そうなんよ、無いのよね〜」と軽い調子で答えると
「僕、採ってきますわ」と一瞬でいなくなった
ものの15分もしないうちに
きれいな若い笹竹を持って戻ってきた
「すごーい、きれいな竹〜!」
利用者さんたちも大喜びである
少し天井にかかるくらいなので
「ちょっと高いかなあ」というと
これまた瞬時に、竹を切って調整完了
飾りをつけるために固定までも手際よく準備してくれた
朝と夕方だけ、運転のために来てくれる職員さん
いつも黙々と仕事をする様子と
身につけている小物や身なりから
アウトドアが好きそうな匂いはしていたが
今日の出来事で、彼は只者では無いと確信した
夕方になって、彼を昔から知る人に話すと
「山、登る人だからね〜」と頷かれた
やはり、そうでしたか
最近は、にわかキャンパーやファッションだけの人も多いので
特に気に留めなかったけれど
同じ職場に山男がいるのは、やっぱり心強い
今までは、少し遠慮気味でしか頼めなかったけれど
これからは安心して任せられそう
頼りにしてます
