ケアマネ / 在宅チーム

いつもそこに

認知症で徘徊がある女性

介護者の夫の入院を機に、別居家族が施設入所を手配した

夫は退院して女性を迎えに行って激怒した

認知症が進行し、表情が全く出なくなってしまったという

施設もサービスも信じられなくなった夫だが

それでもようやく小規模多機能の通いと訪問を受け入れてくれた

「ここやったら、大丈夫や。ようやく元に戻った。」

3年に渡り、利用してもらったが

職員の退職に伴い、利用を減らさざるを得なくなり

仕方なく居宅登録、他のデイサービスと訪問介護で

在宅生活を継続することになった

今朝、女性が転倒し怪我をした

起こそうとした夫は腰を痛め、ヘルパーに連絡

ヘルパーとケアマネが駆けつけて救急搬送となる

一旦外した小規模登録だが

緊急時の対応として泊まりで受けるかどうかを検討

現場の意見を聞く

「大変ですね。わかりました!」即決で快諾された

徘徊があり、目が離せない

意思疎通は困難で、誰彼構わず関わりに行くので

精神疾患のある利用者さんにつねられたりする

決して楽な受け入れではないのに

人だって充足しているわけではないのに

ワハハっと笑いながら、良いですよと返答してくれるスタッフ

ケアマネに伝えると

「ありがとう本当に助かる!」と感謝された

結局、本人の怪我も軽症で、この対応は無くなったのだけれど

いざとなると助けてくれるところがあるというのは

どれほど心強いことか!

遠方から父親に会いにきた息子さんからは

「馴染めるとは思っていなかったので、本当にありがたいです」

と、感謝された

認知症で不安になりやすい女性利用者さんは

「ここにいたら、安心だもんね」と言ってくれる

なんでもできるわけではない

今も人は足りないし、

ギリギリのところで毎日を回している

それでも

笑顔で頑張ってくれるスタッフがいて

喜んでくれる利用者さんがいる限り

踏ん張って、頑張れるような気がしている

いつも、そこにあって

安心できる場所でありたい

投稿者

yumekopitensi@yahoo.co.jp
ケアマネ歴4半世紀の対人援助職。対人援助職者へのスーパービジョンと算命学を基にした自己覚知支援を使命にしております。

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