不調和
担当している利用者さんの本入所面接を終えてから
本人の子どもから相談された
「本入所に反対している父が連れ戻すかもしれない」
はじめは丁寧に聞いていたが、だんだん腹が立ってきた
そもそも、連れ戻すほどの元気があるなら
こんなことにはなっていない
今まで、何を見て、どれだけ介護を担ってきたのか
介護もせず、考えようともしないのは、なぜなのか
ギリギリの状態でも、2人で暮らしたいと頑張り
いつも最後には
「あかんかったら、これ(首を括る真似)しかない」が口癖
今こんな状態です、危ないです
限界がきている、と、何度も伝えた
経済的に身体的にもどうにもならない状況の中で
それでも動かない家族を前に
支援者としての最終手段を行使して繋いだ
それでもまだ、人に答えを求めようとする?
家族でしっかり話し合ってください、と厳しめに伝えた
老後資金を全て子供や孫に費やして
本当に介護が必要な時には、子供らは手を貸さない
何度、こんな姿を見てきたことか
子どもって、何なんだろう
家族って、どうなっているのだろう
期待は持たないはずだけど
全て人任せで生きている人が多すぎて泣ける
大の大人が
同じ大人として、
人として、恥ずかしい
大切な事を教わってこなかったことが、残念でならない
一緒についてきた弟夫婦は終始逃げ腰で
緊急連絡先にも名を連ねなかった
一体、ここまで、何をしにきたの
私たちは知りませんから、とわざわざ言いにきたのだろうか
全く身寄りがないわけでもない
しっかり子どもが2人もいるのに
どちらも心から応援しているようには見えない
介護する家族には
できる限り応援して、力になりたいけれど
時々、やりきれない思いに悲しくなることがある
きっと私の知らない事情があって
人は皆、自分なりに精一杯頑張っている、と信じたい
大切な、大好きな利用者さんだから
幸せな環境で、いつも笑って過ごしていてほしいから
